【体験談】1回目の新型コロナワクチンを受けて 〜副反応など〜
こんにちは。ちんちらしゃもじです。
先日、1回目の新型コロナワクチンを受けてきました。
今回は、発生した副反応など諸々について
体験したことを書いていきます。
これからワクチンを打つ方、
ワクチンを打とうか迷っている方に向けて、
参考になれば幸いです。
※あくまで個人的な体験ですので、
すべての方に当てはまるわけではありません。
ご了承ください。
接種について
受けた人
20代 女
ワクチンの種類
モデルナ製
接種を決めた理由
「生死をさまよう苦しみを味わうぐらいなら、
副反応があっても抗体を得る方がいいと考えたから。」
正直に言うと、かなり迷いました。
期限ギリギリで決断しましたが、
決め手は上記です。
・治療法が確立されていないコロナで重症化するリスク
・ワクチンで重い副反応が出るリスク
この両者を天秤にかけた場合、
ワクチンを打つ方がいいという答えに至りました。
他にも、
・勤め先でご年配の方や幼いお子さんと関わる可能性があること。
・接種をためらう気持ちと、抗体を得た際の安心感のどちらも
理解しておきたい。
という理由から、接種をするという決断に至りました。
細かい経緯についてはまた別記事にまとめます。
接種に際しての不安
自身がパニック症持ちであること。
些細なことでも過呼吸になりやすく、
接種を無事に終えられるかという不安があった。
また、嘔吐恐怖症でもあり、
副反応そのものに対する不安も大きかった。
副反応について情報を収集する上で参考にしたもの
・京都大学iPS細胞研究所の幹細胞研究者、山中伸弥教授による
新型コロナウイルス情報発信のページ
・アメリカCDC（仮訳：米国疾病管理予防センター）の報告
上記ページ内で最初に紹介されているリンク先です。
悪心・嘔吐に関する詳細はこちらの表を参考にしました。
”アメリカCDCが、モデルナ社製ワクチンを接種した約198万人とファイザー社製ワクチンを接種した約166万人の被接種者における副反応を、4月5日報告しています。”
・厚生労働省が公開している情報
接種に向けて事前に準備したもの
体調不良でも食べやすいもの
など…
水分補給できるもの
- ペットボトルの水やお茶
- スポーツドリンク
薬
なお、今回は用意していなかったが、
発熱した時用に冷えピタの準備も考えていた。
今回実際に使ったのは、
おかゆとゼリー飲料ぐらいでした。
接種前の流れ
前日までの行動
副反応が出ることを考えて、翌日が休みになるように調整。
離れて暮らす家族、仲の良い友人に接種日を伝えておく。
予約票を印刷し、事前の質問に回答を記入。
- ワクチンは1回目or2回目か
- 持病やアレルギーの有無
- 副反応の説明書を読んで理解したか
…など。
バランスの良い食事、十分な睡眠を取る。
腕が上がらなくなることを考え、
できるだけ家事は終わらせておいた。
洗濯、掃除、買い物など。
接種直前
予約時間が近づくにつれて、緊張や不安が強くなった。
呼吸が荒くなったり、お腹が痛くなったり。
とにかくリラックスするよう心がけた。
服は肩まで袖がまくれて、締め付けの少ないゆったりとした服で。
靴も履き慣れたフラットなもの。
お気に入りのタオルを鞄に忍ばせて出発。
会場までは少々遠かったが、念の為徒歩で行った。
休日の午後ということもあり、長蛇の列。
曇り空だったのは幸いだった。
この混雑している状況はかえってよかった。(密かどうかはさておき)
摂取に際して不安を抱えているのは自分だけではない、
皆同じ気持ちなのだということが実感できたからだ。
対象者が家族に広げられていたこともあり、
老若男女、国籍問わず様々な人が押し寄せていた。
'夜ぐらいに副反応出てくるかな'
'緊張してきた…'
そんなささやきを聞いていると、不思議と不安が和らいだ。
ひとりではない。
とはいえ、順番が近づくにつれ速くなる動悸。
列が進むのも思いのほかスムーズだった。
受付の方に、予約票と身分証明証を提示。
（接種券について：自分の場合まだ届いていなかったので後日提出。
※受ける自治体や職場によって、決まりが異なります。）
↓
案内の方の指示に従って、
割り振られた番号のブースへ移動。
↓
スタッフの方に予約票を確認してもらう。
質問の回答や、不備について。
↓
問診担当のお医者様とやり取り。
ワクチンについての不安は、ここで質問できた。
（自分は以下のように質問。
Q. 吐き気が出た場合、
吐き気止めをお医者様に処方していただくことは可能ですか？
A. 帰宅後に症状が現れた場合、
かかりつけ医に診てもらって、吐き気止めや解熱鎮痛剤を処方してもらう、
ということは可能ですよ。
会場で15〜30分以内に不調が出た方については
迅速に対処します。
…という感じのやり取りをしました。）
↓
接種の順番待ち
（受付を済ませて以降ここまであっという間）
ササッと捌かれるのかなと想像していたが、
ありがたくも懇切丁寧に対応してくださった。
皆さま和やかに受け応えしていただいて、
いつの間にか緊張はどこかに消えていた。
接種
利き手ではない腕に打ってもらった。
痛みは本当に少なかった。
自分で腕をつねる方が痛いと感じるくらい。
お医者様がにこやかに雑談をしてくださって、気が紛れた。
接種直後
待機スペースで15分経過観察。
その間も巡回してくださるスタッフの方がいて、安心感が大きかった。
終始パニックや過呼吸になることもなく、無事終了。
終了後は速やかに帰宅。
接種後の流れ
受けた直後（当日）
夜になるにつれ（接種後３〜４時間後）じわじわと副反応。
倦怠感から始まる。次に腕の痛み。
まだ台所に立てるぐらいの元気はあった。
しかしお腹がすかなかったので食事はおかゆ。
2日目（接種翌日）
腕の痛みが強烈に。さらに頭痛が始まる。
頭痛のせいか吐き気が増強。
倦怠感は継続。
下半身にほてりがあったものの熱はなし。
身体のところどころに関節痛。
少し起きて、またしばらく寝て…の繰り返し。
ゼリーは食べられた。
3日目（接種翌々日）
まったくものが食べられなくなる。
おかゆもゼリーも食欲がわかず。
ほとんどをベッドで過ごさざるを得なくなる。
頭痛が最もつらく、入眠できずに夜を過ごす。
（このとき心配した友人が
話し相手になってくれて心が軽くなった。
本当に助かりました…感謝。）
発熱 37.8℃
比較的速やかに下がる。
この発熱が副反応のピークだった。
熱が下がると同時に摂取部位の痛みが軽減した。
少しだけお腹が減ったと感じたので、
小鉢1皿分の春雨サラダを食す。さっぱりして食べやすい。
しかし2、3口でお腹いっぱい。
症状が軽くなったのでようやく睡眠をとる。
目を覚ますと起き上がれるようになっていた。
倦怠感が減り、食欲も戻る。
立って動き回ると、軽い頭痛と腕の痛みが残っていたので、
行動は控えめに。
4日目
回復。
副反応の詳細
腕の痛み
上腕から肩にかけて発現。
打った腕を下にしては寝れず、寝返りが打てなかった。
初期：食器洗いはできたが、重いものを持つことは避けた。
ピーク：ひたすら動かせない。扉を開けるのも一苦労。
インフルエンザワクチンの時の痛みを想像していたが、それとは異なる。
倍痛いし、痛みの範囲も広い。しんどさが段違い。
倦怠感
初期：「眠いのかな？」という感覚がだんだんと
「あ、これ倦怠感だ…」という確信に変わっていった。
横になると楽になった。
感覚としては、一日中歩き回って疲れたなーという感覚と
風邪の時の疲れが合わさった感じ。
ピーク：起き上がれない。
食欲減退
いつもを10の食欲とするなら
10→3→０に減った。
初期：おかゆ、ゼリーなら食べられた。
ピーク：何も受け付けない。
食べやすいものを複数種類用意しておくと安心。
頭痛
初期：立ち上がったり起き上がったりすると発現。
逆に座ったり横になっていると軽減した。
最初はギュ〜と締め付けられるような感じ。
ピーク：ガンガンという痛み。横になっても治らなくなる。
頭痛が最もつらい症状だった。
関節痛
特に手首と腰に痛みが強く発現。
かゆみ（追記）
接種から１週間後、接種部位にかゆみが発現。
若干湿疹あり。
いわゆるモデルナアームでした。
腫れてるみたいに上腕の広範囲が赤く変化。
また、赤くなった部分が熱を持ってました。
かゆくて仕方なかったけれど、
掻いてるとますますかゆくなった。
掻かないように我慢してから良くなったように感じます。
発現から１週間ぐらいで治まりました。
その他（副反応かどうかはっきりしないもの）
・腹痛
下痢ではなかったが、下腹部に腹をくだした時のような痛み。
まとめ
なんだかよくわからないが身体の調子がおかしい…という感覚でした。
想像以上につらかったものの、
事前の情報から症状が判断できたので、
落ち着いて対処できたことはよかったです。
1回目の接種から発生頻度が低い副反応（頭痛、発熱）
が出ると予想していなかったので、
統計にあまりとらわれず、やってみないとわからないなと感じました。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、今はピンピンしておりますが、
2回目はこれ以上に副反応が強くなると予想されるので、
次回は無理せず薬も活用しようと思います。
食事は事前に作り置きとか、
手軽に食べられるものを購入しておくといいです。
とにもかくにも安静。
無理はしない、ですね。
また2回目の体験談も書こうと思います。
ここまでありがとうございました。
